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白岩寺幹線 円筒分水工の概要
2020年4月23日

 白岩寺幹線円筒分水工は、農業用水を一定の割合で分配するための施設です。サイホンの吐口としての役割も兼ねる分水工内円の中心から地上に噴き出された用水は、内壁に設けられた5箇所の欠口を流れることにより、規定の水量に分配しされ、外壁の水路を通じて下流の用水路に流れます。この施設は、コンクリート製で、規模は外円直径7.8m、内円直径4.0m、深さは4.0mで、昭和30年に完成しています。平成の後半に原形を残して部分補修を行っている。
この分水工は、静岡県のほぼ中央部に位置し、県内でも有数の規模を誇る大井川用水の白岩寺幹線と呼ばれる農業用水路の上流で、島田市内を流れる大津谷川と伊太谷川の合流点より下流の大津谷川の左岸に位置しています。分水工内円が吐口となっているサイホンは、大津谷川を伏せ越しで横断しているもので、呑口は大津谷川の右岸に位置しています。
分水工の分水方法は、他にも数種類ありますが、円筒による分水方法は、県内の土地改良施設の中でも、あまり例がありません。

http://www.youtube.com/watch?v=mOZKnP6eU50

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