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~水土の礎~ 田のあるところ,水の流れるところ,人の住むところ,あらゆる地域に歴史に秘められた「水土の知」が埋もれています。
2020年7月17日

~水土の礎~  http://suido-ishizue.jp/index.html

  田のあるところ,水の流れるところ,人の住むところ,あらゆる地域に歴史に秘められた「水土の知」が埋もれています。

1.趣旨

  弥生時代の水田開発に始まる農業土木は二千年の歴史を有し、水をため、水を引き、また、海を干し、野を切り拓き、荒蕪の地を沃野に転じ、今日の豊かな農業農村の礎を形成してきた。このような永い歴史的蓄積を重ねてきた農業土木の技術と果たしてきた役割を体系的に整理し、多くの人々に見て学んでもらい、そして、農業土木の技術を次世代に継承していくことを目的として、農業土木の総合情報サイト「水土の礎」の制作を行った。

2.内容

(1) 水土の歴史年表

年代ごと、地域ごとの歴史データベースの検索機能を有し、全国と地域の政治、経済、文化の歴史を対比ながら閲覧することができる。また、歴史年表キーワードから対象ページにジャンプする機能も有する。

(2) 地域の礎

その土地土地、地方地方に応じた百所百様の国営土地改良事業等の歴史を全国9エリア、県別に紹介。

(3) 水土の成り立ち

日本の水土の成り立ちを「ひく」「ほす」「ためる」「わける」「ほす」「もどす」「むすぶ」「まもる」の8つの事例で紹介。

(4) 大地への刻印

古代から現代にいたる壮大な農業土木の集積をアーカイブ化し、図と解説で分かりやすく解説。

(5) 国土を創造した人々

「“新潟”であるために・十章」「藍より青く吉野川」「疎通千里・利沢万世」「安曇野水土記」「王朝の湖水」「千年の悲願」などの水と農シリーズ13 のアーカイブ化。

(6) 礎の歴史的展開

我が国の農業とその基盤の整備がいかにして形成されてきたか、時代の為政者と多くの人々の力の結晶が生みだした生産基盤整備の歴史を紐解く。

(7) 近代日本の礎

明治維新によって奨められてきた士族授産事業による農業開発の歴史を紹介。代表的な士族授産事業である安積疎水及び那須疎水を紹介し、近代日本の黎明期が鮮やかに蘇る。

(8) 水土の巧

人に人柄、土地に土地柄があるように、水柄がある。それぞれの水柄から生まれた水利の技術を紹介。

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